秩父まで1万円以内で楽しむ5種類のお得なきっぷを比較してみた。

東京から秩父までは意外に近い。秩父に行くときにお得なきっぷを利用するのだが、種類が豊富なので詳しく調べてみた。旅程次第では何がお得なのか見極めようと思iいます。 まずはきっぷの種類は次の通りです。 秩父フリーきっぷ 秩父漫遊きっぷ 秩父路遊々フリーきっぷ ぶらり!秩父・長瀞おでかけきっぷ ながとろ満喫きっぷ 全部で5種類あり、購入時にどれにしようか悩むところ・・・。ですがお得に行きたいですよね。選択を誤ると同じところに行くにしても差が生じることに。 秩父フリー・漫遊きっぷは西武鉄道の発売、秩父路遊々・ぶらり!・ながとろ満喫きっぷは秩父鉄道の発売です。 1つ1つ説明していきます。

秩父フリーきっぷ

西武鉄道から発売されているきっぷ。西武線各駅から西武秩父までの往復乗車券と、芦ヶ久保~西武秩父駅間と秩父鉄道(野上・長瀞~三峰口駅間)のフリーきっぷをセットにしたきっぷです。利用開始から2日間有効で池袋から2320円。秩父の施設で割引特典あり。池袋ー西武秩父間は往復でICの場合1544円。実質776円で秩父鉄道(野上・長瀞~三峰口駅間)の乗り放題がついてきます。 注意点 西武線各駅から西武秩父間は1往復のみ。 芦ヶ久保~西武秩父駅間は2日間乗り降り自由。 秩父鉄道(野上・長瀞~三峰口駅間)は2日間乗り降り自由。 特急券はついていません!特急券は別途購入。フリーきっぷの金額は次の通り。 施設特典一覧 秩父フリーきっぷと漫遊きっぷの割引施設は同じであり、割引金額も同じである。 https://www.seiburailway.jp/ticket/otoku/chichibu-free-kippu/

秩父漫遊きっぷ

西武鉄道から発売されているきっぷ。西武線発駅から西武秩父駅までの往復乗車券と、「西武秩父駅前温泉 祭の湯」、レンタカー、バス、の3つの中からいずれか1つご利用できる「漫遊まる得クーポン券」がセットになったきっぷです。利用開始から2日間有効で池袋から2190円。秩父の施設で割引特典あり。池袋ー西武秩父間は往復でICの場合1544円。クーポン価格は実質646円。 注意点 西武線各駅から西武秩父間は1往復のみ。 高麗~西武秩父駅間は2日間乗り降り自由。(出発駅から高麗まで1往復) 特典クーポン付(詳細は下記に記載) 特急券はついていません!特急券は別途購入。フリーきっぷの金額は次の通り。 まずは下記をご覧ください。私はこの表記で本当に誤解をしたままきっぷを購入してしまい、スケジュールの変更を余儀なくされたのできちんと確認をしましょう。 これ全ての特典がついてると思いませんか?私は思ってしまいました。 そしてここからが注意点。お得1・2・6は全員につきます。 お得3・4・5はそれぞれ1つずつ選べると思っていました。この書き方誤解を生みます。答えはこうです。 お得3・4・5のいずれか1つを選ぶことができます。意味わかりますか? お得3には3つあります。お得4には2つ。お得5は1つ。合計6つの特典のうち1つだけ選べますということです。 ですから、祭の湯に入りたいし三峯神社の急行バスも利用したいけどどちらかしか選べないということです。 このきっぷを購入するときは注意しましょう。 ちにみにクーポンの内容は次の通りです。大人のみ掲載しました。(小児はホームページを確認下さい)

西武秩父駅前温泉 祭の湯

平日 980円→無料 土日祝・特定日 1080円→100円 特定日は、GW・お盆・秩父夜祭・年末年始 タオル・館内着・岩盤浴・プレミアムラウンジは利用できません。追加代金必要。 土日祝・特定日の朝風呂は除外。

フードコートで食事

930円分の食事券 物販エリアで買い物 930円分の買い物券

秩父ゾーンのバスフリーパス2日間

通常1日券は1000円。2日間なので2000円分という計算になりますが、時刻表を見ると本数がなかなか厳しい場所もありメリットデメリットが出すぎてる。 ※急行三峯神社行きは含まれていません。

三峯神社行き急行バス片道乗車券

三峯神社までは西武秩父駅から直通の急行バスが出ています。片道950円ですが片道分無料で乗車できます。往復分ではないので注意が必要です。

レンタカー割引

割引金額は1枚990円分。利用人数で人数で割引額が変わります。 割引金額上位順に並べたところ・・・ 秩父バスフリーパス2日間、レンタカー、祭の湯、三峯神社急行バス、フードコートと物販の順になりました。 どのクーポンを選択するかはあなた次第です。

秩父路遊々きっぷ

秩父鉄道から発売されているきっぷ。発売期間が決まっており年中購入できるわけではありません。 土曜日・日曜日・祝日・SL運転日および指定期間の毎日 年末年始期間・ロウバイ開花期間の毎日 春休み期間・芝桜開花期間の毎日 夏休み期間・長瀞七草見ごろ期間の毎日 期間はその年によって日付の前後がありますので注意。 1日券で各駅で発売されています。全区間フリー乗車券で金額は大人1440円。秩父の施設で割引特典あり。 特典一覧はこちら。(西武鉄道と特典内容は異なります) http://www.chichibu-railway.co.jp/train/otoku/all.pdf

ぶらり!ちちぶ・長瀞おでかけきっぷ

秩父鉄道から発売されているきっぷ。発売期間が決まっており年中購入できるわけではありません。 土曜日・日曜日・祝日・SL運転日および指定期間の毎日 年末年始期間・ロウバイ開花期間の毎日 春休み期間・芝桜開花期間の毎日 夏休み期間・長瀞七草見ごろ期間の毎日 期間はその年によって日付の前後がありますので注意。 1日券で寄居駅のみで発売。寄居~長瀞までの往復と長瀞から三峰口間はフリー乗車券で大人1030円。秩父の施設で割引特典あり。 このきっぷは寄居駅のみの販売なので、そこから利用しない場合は購入できません。

ながとろ満喫きっぷ

通年発売。2日券で寄居駅・御花畑駅のみで発売。寄居または御花畑→長瀞フリー区間(樋口~上長瀞)までの往復乗車券。樋口~上長瀞間のフリー乗車券で890円。秩父の施設で割引特典あり。 このきっぷは長瀞周辺だけ行きたい人向け。例えば秩父神社や三峯神社に行きたいと思い途中下車したくてもできませんので注意が必要。

ではどれを選べばよい?

これだけ種類があると悩んでしまいますね。 きっぷの有効期限上、日帰りもしくは2日間で秩父を満喫することになるのですがどれを選べばよいのか悩みますね。

日帰りプラン1 三峰方面の場合

例えば日帰りで三峯神社に参拝し、西武秩父温泉祭の湯を利用し出発地は池袋とします。

秩父フリーきっぷの場合(特急券は除く)

フリーきっぷ 2320円 三峰口駅まで電車を利用するのでフリー区間。 三峰口駅から三峯神社までバスで670円、往復で1340円。 祭の湯 980円 合計 4640円

秩父漫遊きっぷの場合(特急券は除く)

漫遊きっぷ 2190円 西武秩父駅から三峯神社までのバスで950円、往復で1900円。 祭の湯 クーポン利用 合計 4090円 同じところに行くのに、なんと550円の差。こんなにも金額差が出るわけです。

日帰りプラン2 長瀞方面

例えば日帰りで宝登山神社やロープウェイ、ライン下り、秩父神社の参拝、西武秩父温泉祭の湯を利用し出発地は池袋からとします。

秩父フリーきっぷの場合(特急券は除く)

フリーきっぷ 2320円 長瀞駅・秩父駅はフリー区間。 ライン下り 1450円(割引料金) 宝登山ロープウェイ 740円(割引料金) 祭の湯 980円 合計 5490円

秩父漫遊きっぷの場合(特急券は除く)

漫遊きっぷ 2190円 御花畑→長瀞→秩父→お花畑 1110円(ながとろ満喫きっぷは長瀞周辺のみ利用するときだけ利用可のため今回は除外・バスで長瀞には行けません) ライン下り 1450円(割引料金) 宝登山ロープウェイ 740円(割引料金) 祭の湯 クーポン利用 合計 5490円 おっと!なんと同額になりました!!

2日間プラン

1日目は三峯神社・秩父神社 2日目は長瀞周辺・祭の湯 という計画で計算してみました。日帰りで長瀞は同額だったので、比較するため秩父神社は1日目に入れてみました。 行く場所は日帰りプランと同じにしてみました。

秩父フリーきっぷの場合(特急券は除く)

フリーきっぷ 2320円 秩父鉄道内はフリー区間。 三峰口駅から三峯神社までバスで670円、往復で1340円。 ライン下り 1450円(割引料金) 宝登山ロープウェイ 740円(割引料金) 祭の湯 980円 合計 6830円

秩父漫遊きっぷの場合(特急券は除く)

漫遊きっぷ 2190円 西武秩父駅から三峯神社までのバスで950円、往復で1900円。 秩父鉄道 御花畑⇔秩父 340円(往復) ながとろ満喫きっぷ 890円 ライン下り 1450円(割引料金) 宝登山ロープウェイ 740円(割引料金) 祭の湯 クーポン利用 合計 7510円 なんと!!680円の差が出ました!!

まとめ

秩父は1万円以内で楽しむ事のできるエリア。同じ場所に行くにも金額差が出ることがあります。この金額差で他の事で楽しむことも出来ます。もちろん何も考えず行きたいときに行くのも良いかと思います。全てスケジュール通りに行くのでは旅行も楽しくありませんよね。ですが時には賢く旅行に行くことも大事なことだと思います。 それをうまく組み合わせれば楽しい旅行ができるでしょう。 このきっぷを使用してあなたにピッタリ合った旅行をしてみてはいかがですか。
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