
沖縄には100%黒糖でできた黒蜜が販売されている。混ぜ物が一切ない自然のままの味を堪能することができる。
都内では100%黒糖から出来ている黒糖蜜はなかなかな手に入りにくくて、だいたい何かしらブレンドがされている。だけど買うなら100%黒糖でできた物を買いたいと思い、先日石垣島に訪れた。
残念ながら石垣島産の100%黒糖でできた黒蜜はなかったのですが、波照間産の100%黒糖蜜に出会うことができた。
だけど比較をするには1つだけではできないので、久米島・宮古島・西表島とさがしてみたら、宮古島にも100%の黒糖蜜があるではないですか!
ちなみに100%黒糖はこのように記載がされている。

黒糖はその土地によって味が違い、収穫される時期でも味が異なるという。
比較する項目はこちら。
価格・色・味・粘り・香り、今回はこの5つに注目してみました!
比較対象のラインナップはこちらの3つ!
波照間産の黒糖蜜(波照間島黒蜜)

石垣島から船で1時間のところにある波照間島。波が荒くてなかなか船が出航できない場合もある有名な島の黒糖蜜。
一つ一つ丁寧に作られた黒糖蜜は、少しずつファンを増やしているとか。100%黒糖で作られた、波照間力作の黒糖蜜。
瓶詰されており、高級感たっぷり。ダイヤのマークが目印。
価格 大・小の瓶詰で、大1350円、小960円(ネット価格)
ここで余談。石垣島のしましまストアーではもう少し安く購入できました。興味がある方はこちら!
色 色は濃い。
味 甘味はあるが、そんなに強くない。
粘り 比較的さらりとしている。
香り 香りもそんなに強くないが黒糖の香りはある。
宮古島産の黒糖蜜(秀明ナチュラルファーム沖縄)

こちらはお取り寄せをした黒糖蜜。やはり瓶詰されている。筒状の六角形の瓶に入っており高級感もある。100%黒糖で作られた、宮古島力作の黒糖蜜。
宮古島市内で販売されています。
価格 大200グラム 1998円、小パウチ1238円(ネット価格)
色 波照間の黒糖蜜より若干薄い色。
味 甘味がとにかく強い、最後に苦みもある。
粘り 比較的さらりとしている。
香り 波照間の黒糖蜜より香りが強い。
よく売られている一般的な黒みつ

一般的に販売されている黒蜜。スーパーで売られているものです。
価格 200円台
色 色は濃いめ。
味 黒糖100%ではないので糖蜜の甘味が強い。
粘り 粘りが一番強い。
香り 香りは2つに比べると弱い。
まとめ
味のタイプとして、波照間の黒糖蜜はバニラアイス・パンなどの乳製品を使用しているものがあっている。宮古島の黒糖蜜は寒天や葛もちなどあっさりしたものに合う。それぞれの良さを引き立てるような組み合わせだった。味の強いもの同士は味が喧嘩してしまうし、味の弱いもの同士は味をぼやけさせてしまうので、おいしさを半減させてしまう可能性はある。味の好みはそれぞれだが食べるものに合わせてみても面白いと思うし、色んなものにあわせてみてはいかがでしょうか。
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